側溝の蓋はどうするの?

最近、ヤンゴン市内の歩道はすこぶる綺麗に作り直しが進んでおります。
 
これはこれで大変良い事ですが、形ばかりが先行している様に思えます。
 
従来はこちらへ側溝があり、溝さらいが出来る様に蓋を乗せていて
毎年雨季に入る前に掃除をしておりました。
 
現在進めている工事では、その上に覆い被す様に歩道建設が進んでおり
この工法は他の場所でもほぼ同様です。
 
今年から溝さらいはやらない、という事だと思われますが
雨季にはあちこちで溢れて洪水が発生するかも知れませんね。
 
しかもですが、写真では見た目は綺麗に路盤工をした様に見えてしまいますが
実は99%の確率で、この下には建築廃材のガレキが埋め立てられており
その上に砂を置いて固めているだけです。
アンコとして利用され、上部のコンクリーをなるべく使わない様に
工夫(?)がされている訳です。
 
その結果、酷い場合は半年もするとボロボロになって壊れてしまいます。

2 thoughts on “側溝の蓋はどうするの?

  1. エイトマン

    手抜き工事
    ヤンゴンでは他の物価に比べるとコンクリートと砕石は極端に高い。コンクリートと砕石の量を減らせば(手抜き工事)儲けは多く業者は其の事に苦心していて、丈夫な構造物を作ろうなんて気は無いのではなかろうか。

  2. 管理人

    Unknown
    表面的だけは綺麗に仕上げますが、耐久性とか堅牢性は無視ですよね。ところでヤンゴンで使っている砂は河から取っていると思いますが、塩分濃度はどうなんでしょうね?
    海までは距離はあるものの、干満の影響を受けているのは明らかなので、喫水状態と思えるのですが・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA