全体が役に立つタマリンドの木②

今回はミャンマー中部の熱帯地方を中心として良く見かけるタマリンドについてご紹介いたします。熱帯地方で

ある世界三大仏教遺跡のバガンでもタマリンドを良く見かけます。4月ころの暑い夏の季節にタマリンドの若葉が

出て来て、タマリンドの旬の時期とも言えます。大きいタマリンドの木蔭は暑い夏の木陰として一番良い

木ございます。タマリンドの多くの部分は、ミャンマー人の日常生活に多く役立つ物として使えます。

 

タマリンドの若葉は酸っぱい味がありますので、夏の疲れに良い物として、サラダ、スープ、

若葉の揚げ物などのおかずとして作って食べます。実が出る時は、未熟の実を干しエビ、焼いたガピ、

唐辛子、ニンニク、調味料などと加えて、臼でついて食べますし、臼で突いた実を玉ねぎ、ガピ、ニンニク、

唐辛子などで揚げて食べます。熟した実の場合、種を取って中身を乾かします。乾かしたタマリンドの中身を

おかずなどに酸っぱいものとして入れます。また、黒砂糖や塩を加えてジュースとして 飲みます。タマリンドを

使って作った日常生活の製品としては、石鹸、まな板、線香などが ございます。なお、タマリンドを使って

作った飴、白砂糖が付いている甘酸っぱい味の お菓子は観光客の中で大変人気があり、プレゼントとして

有名です。タマリンドはミャンマー中部の熱帯地方を代表する木とミャンマー人の日常生活の食べ物に

欠かせないものと言っても間違いないと思われます。機会があればタマリンドで作ったおかずとお菓子など

をお試して食べてみてくださいませ。

皆様も、新型肺炎(COVID19)に罹らないように、また世界中の新型肺炎(COVID19)が 早く終息するように

お祈りいたします。

★ミャンマー旅行に関する様々なお手配はさくら観光にお任せくださいませ。
Thawdar

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