何処からの旅行者が多いのか???

Tourist Data

果たして何処の国からの旅行者が多いのだろうか?

上は今年の動向と5年前の実数を比較してみました。

全体としては2.5倍に増えている事が分かります。

その内顕著に増えているのはカナダ、南米、オランダ、東欧、アフリカ、タイ、中国、ベトナム、フィリピン。

我が日本は残念ながら平均値を下回る。

分母が5年前の民主化2年目なので、更に2年前の数値を使う場合

アメリカなどは数十倍などの数値が出たかも知れません。

南北アメリカはロンリープラネットで推奨された事が大きいかも知れませんが

欧州はそれほどは増えていない事が分かります。

唯一オランダだけがその他大勢の中から大躍進。

アジア圏に目を向けると、以前から多かった中国とタイは引き続きかなり増えています。

ベトナムとフィリピンが突然増えておりますが、これはNOビザ化の影響だと思います。

目を引くのは香港が皆無になった事ですが、中国に含めたのかも知れません。

オセアニアのその他の国については母数があまりにも少ないので外交官などの人数変動に思えます。

ちなみに2017年は5か月間の数値を12か月分に引き伸ばして推計しているので、誤差はご容赦願いたい。

入国者が多い上位10か国を並べてみます。

① 269,532 タイ

② 203,508 中国

③ 100,997 日本

④ 75,331 フランス

⑤ 70,190 アメリカ

⑥ 67,550 韓国

⑦ 57,110 ベトナム

⑧ 56,914 シンガポール

⑨ 56,489 英国

⑩ 49,625 ドイツ

 

こちらの数値は隣国の中国やタイからの陸路入国者の数が含まれているのではないか

という疑問が以前からありました。

要するに旅行者でなく、現地の出稼ぎ者や商人など。

ここで2017年5月までの全合計の583,902人を覚えておいてください。

そこでもう一表

ミャンンマー入国者表現

こちらは2016年と17年を比較した資料です。

上半分には大きく3つの塊があります。

・空港からの入国者

・港からの入国者

・国境からの入国者

 

下半分には繰り返しみたいな文言で

・国境からの入国者

上記記載がございます。

 

ここからは推測でございますが

下半分の入国者は前方で懸念されていた正に現地人の出入りの数値だと思われます。

なぜならば上半分の小計は、先に記載した583,902人とドンピシャなので。

 

上半分の内、国境からの入国者は非現地人の正真外国人が陸路で入った人数と思われます。

ムセから入った1人はもの凄いチャレンジャーだったかも知れませんが

その様なケースの多くは公用ビザ等を持った(一般人ではない)人が特別の許可を持って入国した可能性が高いと思います。

 

下半分は現地許可証で出入りしている現地人の人数。

 

ミャンマーでは幾つかの国と国境を接しておりますが

ラオスとバングラデッシュに関しては国境ゲートが開かれていない事も見て取れます。

 

下半分の資料で例えばタイからは538,410人が5月迄に入国した事になっておりますが

最初の資料では僅か112.、305人しか入っていないので

少なくても陸路入国の現地人の人数が含まれていない事が分かります。

 

という事で以前から言われていた通り、タイと中国からの旅行者が多い事が分かりますが

この数値は純粋な観光客の人数ではなくて、現在圧倒的なビジネス客の数値が

国によってはかなりの割合を占めていると思われます。

 

上位10か国の内

タイと中国は勿論のこと、日本や韓国も過半がビジネス客と推定されます。

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