最近面白いニュースが出ていたので、詳しく見てみました。
記事自体は世界最強のパスポートはどの国で、最弱の国はどこなどの
ランク付けの物でございます。
ランクとしては大方の予想通り欧米など先進国が上位を占め
最下位は政情不安な国などが占めています。
気になる母国ミャンマーの状況は上記の資料の通りで
事前にビザの発給を受ける事なく訪問可能な国は41カ国しかありません。
ちなみに日本は153カ国へ行く事が出来ます。
何かと話題を振りまく北朝鮮は、僅か1カ国少ない40カ国だそうですが
残念ながらミャンマーもほぼそれと同列という訳でございます。
visa on arrivalやeTA は事前、あるいは到着時にビザ手続きが居る訳なので
完全にNOビザで行けるのは僅か11カ国しかありません。
11カ国の内6カ国はアセアン加盟国ですが、加盟国のうち
NOビザになっていないマレーシアとシンガポールも準備中かと思われます。
これは2006年にアセアン加盟国(含むミャンマー)の外相会議で
各国間の2週間以内の滞在には、ビザの相互免除をする取り扱いが決まり
順次批准の上で準備が出来た当事国間でNOビザが始まっている訳で
ミャンマーとしても2013年に批准し、2014年から(ラオスは2006年から)順次
NOビザ渡航が出来る様になりました。
アセアン加盟国の内、NOビザが始まっている国
ブルネイ
インドネシア
ラオス
フィリピン
タイ
ベトナム
アセアン加盟国の内、ビザが必要な国
カンボジア : visa on arrival
マレーシア
シンガポール
その他にNOビザで行ける国
エクアドル
ハイチ
ミクロネシア
モンゴル
セントビンセント-グレナディーン
リストの内、最も意外感があるのはアメリカへはvisa on arrival で入国が出来るそうですが
この扱いは何と北朝鮮も同様です。
永年経済制裁を続けていたアメリカですが、日本よりもいち早くvisa on arrival で
簡単に入国が出来る様になったという事なのでしょうかね。
その点では日本へのミャンマー人に対するビザは
軍事政権時代よりも、現在の民政時代の方がより厳しい条件になっており残念です。
最近タイへはNOビザとなった関係で、ミャンマー人の富裕層はとても良く出かける様になり
その影響でバンコク便が混みあう事態も出ています。
この先直行便が出来れば人気が出そうなのはモルディブあたりかも知れませんね。