環境問題について

最近のヤンゴンは季節の入れ替わり時期という事も含め
風が無い日は霞んで視界が悪くなったりしており
今朝のヤンゴンも煙霧で視界が悪くなっております。

今の湿度は90%という事で蒸し暑くなって参りました。

それとは別に上の写真では低層部にべっとりと光化学スモックが
発生しており、近年はそれが常態化しています。

日本のJICAの支援のもと、最近ヤンゴン市内3カ所に大気汚染の濃度測定装置が
設置されたとニュースが出ておりましたが、どうやらこちらの写真のヤンゴン市庁舎前の
マハーバンドラ公園前に組まれた大きな鳥籠状のゲージの中の機械がその様です。

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ミャンマーでは日本など先進国に比べて数十年が遅れているとも言われますが
遅れているからと言って

誰しもブラウン管TVが欲しい訳では無くて

欲しいのは薄型のLEDTVであったり3D対応のTVなのです。

また、携帯プレーヤーにしてもしかり

カセット方式のウオークマンが売れる訳はなく

メモリスティックがのプレーヤーだったり、最近はスマホが買われる訳です。

携帯にしてもしかり

こんな凄いのが売れる訳ではなくて

一騎にガラケーも不人気になり、Iフォンを中心としたスマホが好まれる訳です。

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環境政策もしかりで、その昔東京都が実施した様にバサッと方針を切り替える方が
早道なのは誰もが考え着くところだと思います。

現在車両のほとんどは海外からの輸入車に頼っている訳ですが
税制措置として旧車両を優遇し(低関税)、新型車を冷遇(高関税)しているので
エネルギー効率が悪く、高濃度の排気ガスを排出する車両が
大量に輸入された結果、僅か3年ほどで一騎に大気汚染の進度を早めたと思われます。

10年前の物を輸入して使えば、せいぜい10年位しか使えませんが
最新式の物を使えば20年は使えるかも知れませんね。

遅れているからこそ、最新の物を導入し歩みを早めるのが近道かと思われますが
なかなか利権が絡むと一筋縄にはいかない様です。

環境や保険分野の切り口としても、是非関税政策の抜本改革が図られてほしいものですね。

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