昨夜(2019年5月8日18:50)ヤンゴン国際空港で、ビーマン・バングラデシュ航空のBG60便が
滑走路を逸脱する事故が発生しました。
胴体は大きな亀裂が2本入り、3分割寸前に見えます。
非常に幸いな事に火災は発生せず、亡くなった方も居りませんでしたが、乗員乗客34人の内、
20名近くが病院に運ばれたそうです。
主翼も両側に折れ曲がり、強い衝撃が加わった事が見て取れます。
下は事故前の同機の平時の写真。 主翼はほぼ上部にほぼ一直線の構造です。
滑走路をオーバーランと書いているニュースもありまして、それを是としますと
ヤンゴン空港は3,400mの滑走路のところ、同機の着陸滑走距離は1,300mとされていますので
半分以上通り過ぎてから強硬に下りたか、制動装置に不具合が発生したのかでしょうか?
記事によっては、滑走路を左側に逸脱したとも書かれています。
昨夜ヤンゴンではちょっとした嵐が発生しまして、各地で大雨や強い風が吹きまして
写真の様に大きな木の倒木なども発生していました。
事故発生後にネビドー空港へと押し寄せるダイバード。
ほとんどの航空機は内外問わずネビドー国際空港へ行きますが
エアアジアはなぜか何時もタイのチェンマイに行きます。
ヤンゴン空港再開後の空路の状況ですが、ネビドーからバンバン飛び立って
夜の10~11時ころにはランディング待ちで空の渋滞が発生していましたが
2時間半程度の遅延で済んで良かったと思いました。