今回はミャンマーの伝統的な10種類の工芸についてご紹介いたします。
ミャンマー語ではその10種類の工芸を「パンセイミョー」と言います。ミャンマーではその10種類の
工芸を利用して建設しました建物やバゴダ、仏塔などをよく見かけます。ミャンマーの伝統的な技術には
その10種類の工芸は大事な役割をしております。
10種類の工芸は以下の通りでございます。
- 鍛冶工芸
(金属を打ち鍛えて、品物を作ること)
- 金細工工芸
(金を使って細工すること)
- 銅・青銅細工工芸
(銅・青銅を使って、細工すること)
- 飾り漆喰工芸
(漆喰を使て像、花柄などを装飾すること)
- 左官と煉瓦工芸
(左官と煉瓦を使って建物を建てること)
- 彫刻工芸
(木を材料として、人物、動物や様々な形を彫り刻むこと)
- 石細工工芸
(石を材料として、人物、動物や様々な形を彫り刻むこと)
- 木工ロクロ工芸
(機材を使って、木を様々な形になるように作ること)
- 絵画工芸
(絵画を描くこと)
- 漆工芸
(木、竹などに漆を塗り重ねて作ること)
マンダレーは鍛冶、銅・青銅細工、彫刻、石細工工房の見学出来る町として有名で、
バガンは漆器が生産する町として有名です。
ミャンマーの伝統的な工芸はピュー時代から始められたそうで、バガン時代には
更に盛んになったと言われております。現在も、10種類の伝統工芸が受け継がれていますが、
受け継ぐ人は以前より減ってしまいました。
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