ヤンゴン(さくら観光事務所)から、一体どの辺りまで見えるかを検証してみました。
見通し距離の計算には、以下のサイトを使ってみました。
なお日頃ヤンゴンでは山らしい山を見かける事は、まずありません。
地上から見渡せる距離
https://keisan.casio.jp/exec/system/1179464017
事務所の建物の立地は海抜25mほどの土地に更に階層が積み上がって、都合50mほどの海抜高となっています。
対象物が0m高とした場合は半径26Kmの範囲の物しか見えない訳です。
(26Kmの範囲で見える物は別の機会にご紹介いたします。)
見ている高さは変えられないので、対象物の海抜を500mごとに上げた見通し距離を計算してみましたが、遠くに行くほど寸詰まりになっているのは地球が丸いからです。
併せて対象となりそうな山をピックアップして計算してみたのが以下の一覧です。
計算上ヤンゴンから見る事が出来そうな山は2つしかない事が分かりました。
皆様お馴染みのゴールデンロックがあるチャイティーヨ山。
そしてゴールデンロックから北方40KmほどのSupaliko Taung (Supaliko 山)。
(遠いので山頂付近しか見えません)
更に北側30Km辺りに1800m台の山がありますが、こちらは残念ながら水平線下。
そして更に北80Kmにはカイン州最高峰のNat taung(2,623m)がありますが、ヤンゴンからは遠すぎて、もし見られるとすれば4,000m以上の高峰である必要があります。
バゴー山脈は全般低すぎてヤンゴンからは見えず、エーヤワディー方面もデルタ地帯なのでこちらも同様に見られるほどの山はありません。
パアンのズエカビン山なども是非見えてほしいところですが、こちらも水平線下で見られません。