ヤンゴンのダラ郡区は市内ではあるものの、中心部からは橋がなく陸路で行くことができない。唯一の交通手段が船でダウンタウンの南端にあるフェリーターミナルから、国が運航する大型フェリーと、民間の小型船を利用できる。ヤンゴン側のフェリーターミナルには、桟橋が何本かあり、そのうちの1本の桟橋からフェリーに乗り込み、ダラへ向かった。
ヤンゴン側のフェリーターミナルから、大型フェリーへ桟橋を渡り乗り込み・・・・
桟橋を渡り、フェリーのチケット売場を探してもなく・・・・
古いフェリーではあるが、船内には食堂・売店のあり・・・・
出向直前になると、料金収集の男性が回って来、乗船前に片道100KSと聞いていたが、外国人は往復で4$だと言われ(Localの18倍)、また少し汚れた1$札はダメだと・・・・
出向時間10時きっちりに出発し、2階へ上がると色々な船がフェリーターミナルに・・・・
ヤンゴン川を進むと、多くの民間の小型渡し船が航行しており・・・・
ダラフェリーターミナルに向かうと思ったが、ダラの西端の小さな港に向かい・・・・
ダラ側の桟橋には、返し船(10時半発)でヤンゴンへ向かう人が待っており・・・・
乗ってきたフェリーで、乗船時間は約15分・・・・
フェリーを降りて、桟橋を渡りダラへ上陸・・・・(所々床に穴があるので注意)
乗船場付近は、食堂・お店と賑わいがあり・・・・
この村で一番大きなレストランも、ここに・・・・
家の軒先が、売店・食堂等となっており・・・・
フルーツやローカルの食べ物も楽しめ・・・・
50mほど進むと、左手に商店街が続いており・・・・
昔、日本でもあった様な雑貨店や・・・・
八百屋さんや、魚屋さん・肉屋さんもあり・・・・
商店街には食堂もあり、これが一般的なレストランで・・・・
喫茶店も所々にあり・・・・
商店街は100m以上続いており・・・・
八百屋さんの1軒に、豆腐が売られておりビックリ・・・・
お米屋さんには、色々な種類の米があり・・・・
床屋さんもあり値段を聞かなかったが500~1000KS?、見てると腕は確かそうで・・・・
豚のホルモンを串に刺し、鍋で煮込んだローカルフード・・・・
商店街を抜けると、民家が連なってあるが、雨季には水につかるのか高床式で・・・・
下水道はなく、家の外に各戸トイレが設置され汲み取り式・・・・
村には上水道もなく、溜池の周りに井戸があり、汲み上げて各家へ・・・・
また所によっては、ボンプ場もあり・・・・
家々の廻りには、水牛が放し飼いにされており・・・・
また黒豚も放し飼いで、見ていると近寄ってくれ・・・・
船乗り場附近の道路は、幅1.5m位のコンクリート舗装であったが、外れると砂利道で・・・・
民家の回りには、ココナッツ・マンゴー・バナナがあり、さすが南国!
村の中心部の路上では、カードゲームで遊ぶ子供たちや・・・・
また路上にコタツ板の様な台を置いて、コーナーの穴にプレートを落とすビリヤード風ゲームや・・・・
ダラ郡区の西部の村を1時間ほど見て回り、来たフェリーでヤンゴンへ向かおうと・・・・
来た桟橋に着くと、11時ヤンゴン発のフェリーが付いており、11時半発と思いきや、16時発だと言われ・・・・(ここに後、4時間半も居なければいけないのかと!)
桟橋の基に返ると、民間の小型船の渡し船があり、定期便ではなく所定の人数が集まれば出向するといい、私が乗れば出るというので、国営のフェリーの帰りチケット代は放棄して、この船でヤンゴンへ帰ることにした。この船の乗船代は3000KSであったが、これが外国人料金なのか、一般ローカル代金なのかは・・・・?
ダラ郡区はヤンゴン市内とは異なり、上下水道は無く道路の整備もできていないが、電気・電話は通じており、物資もローカルの生活には十分なものが揃っている。貧民街と聞いていて来たが、村人の服装もヤンゴン市内と同じで、何よりも子供たちが明るく、外国人の私が話しかけても笑顔で対応してくれ、この国の豊かさを更に感じた。
以上