タウン・ター民族

前回ご紹介しましたヨー地域に暮らす、もう一つの民族はタウン・ター族です。しかしミャンマーの135とも言われる民族としては含まれておらず、国からも認められておりません。

現在はガンゴー町、ティーリン町、ソー町、ミンダ町に住んでいて、人口は25,000人ほど。言語はビルマ語とも異なり、タウン・ター族内では、タウン・ター語で話しておりますが、それ以外ではビルマ語(ヨー民族と同じ発音)で話しています。最近では、タウン・ター語を話せない若者達が増えて来て、人口も少ないので消滅の危機に直面していますが、国から認められる様に働きかけをしているそうです。しかしながら、独自の言葉はあるものの文学が無く、それも原因の一つとして国から認めて貰えない様です。なお歴史的にはピュー族系の一つとしても、言われています。

バガン時代にある王様の逆鱗に触れた一族(王妃、及び王妃の家族と親戚)が

ヨー地域に逃げて、別の言語を使って暮らしていたそうです。(ピュー語で話すとピュー民族と知られるのを防ぐため・・・)昔のタウン・ター族はピュー語も読めると知られています。

民族衣装として女性の衣装は、胸の周りを結び付けている色によって、独身者と既婚者が異なっていて、黒は既婚者で、赤が独身者だそうです。

それでは、皆様も新型肺炎(COVID19)に罹らないように、また世界中の新型肺炎(COVID19)が早く終息するようにお祈りいたします。

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ザーニ

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