関空が国際戦略加速 ミャンマー空港入札へ

 新関西国際空港会社が国際戦略を本格化する。ミャンマー・ヤンゴン国際空港の拡張工事と運営に関する国際入札に参加する方針も発表し、海外空港の運営への関与を急ぐ。

 5月から始まるヤンゴン国際空港の国際入札に、総合商社の双日や大成建設、日本空港ビルデングなどと参加する方針を発表。月内に現地当局へ具体的な提案書を提出する。新関空会社は「滑走路や誘導路、駐機場など空港施設の安全運用で貢献できる」(安藤社長)としている。ミャンマー政府は夏までに最終選定し、新関空会社が落札できれば年内にも正式契約する見通しだ。

----- 以上記事抜粋 -----
 
昔(4年ほど前)は1日の国際線の発着は数えるほどで
液晶TVを使った電光掲示板も1画面で済んでいましたが、最近は当時の3倍以上の便が
発着し、空港の待合ロビーなどは送迎者がごった返すほどの状況で
送迎車の乗り場もいつも大変混雑をしており、大変手狭となっております。
 
最近は電光掲示板の運用も乱雑で、乗客がイミグレーションカウンターへ
並び始める頃に、初めてラウンディングの表示が出たりしていて
ほとんど当てになりません。
 
旅行社を含めて待合者が一番困るのはフライト情報の提供を
外部から受けられないという事で、遅延等に依り、空港で
3時間も4時間も待つという事もございます。
空港に行ってみたら欠航だったという事もあり得ます。
 
国際線と国内線の乗り継ぎも、一旦施設外に出て移動しなければならないので
これも一つの施設に纏まってほしいものです。
 
現在滑走路は1本しか無く、万が一トラブルが発生した場合は
マンダレーかネビドーへ振替をするしかなく、増設が待たれます。
 
日に数千人が出入りする(と思われる)空港施設ですが
トイレが全く不足していて、出国と入国の待ち合わせロビーで
供用しての一か所のトイレしか無く、数も圧倒的に足りない状況です。
 
また、最近は以前には無かった深夜便が増えておりますが
日本と異なり自販機は無いにも関わらず、喫茶店は早めに閉まってしまいますので
それらのサービス提供も遅れています。
 
また、待合ロビー等にも各航空会社のカウンターが無いのも
何かと不便でございます。
 
例えばですが、深夜便の大韓航空は16時過ぎから業務を始めますので
日中何かの手続きをしようとしても難しい状況がございます。

空港での両替所も以前はTG便辺りまでの対応でしたが
最近はもす少し遅くまで対応している模様ですので
これについてのみは若干改善されたと思います。
 
ヤンゴン空港も上記の通り、設備やサービス不足が顕著となっており
抜本的な構造変更が必要となっております。
 
現在の設計はどこがしたという事は敢えて書きませんが、1日も早く便利で近代的な
空港へ生まれ変わってほしいものですね。

バゴーに新空港を作っているニュースもございますが
周辺には宿泊するホテルはほとんど無く、どうしても
ヤンゴンへ移動しなければならないのですが、ヤンゴンとバゴー間は
70Kmも離れているのに、高速列車や高規格の道路は当面出来そうもないので
バゴーへ国際空港を移転するのは、まだまだ先の事になりそうです。

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