東南アジア旅行客ビザを免除 自民、観光対策提言案を策定中

 自民党が日本への外国人旅行者数を来年以降2千万人に増やすため、ビザ(査証)の大幅緩和策などを盛り込んだ「観光立国の実現による日本経済再生 に向けた提言」案の全容が、わかった。東南アジアからの旅行客のビザを免除し、ビザの有効期限内であれば何度でも訪日できる「数次ビザ」の発給対象国も拡 大する。政府が6月に取りまとめる成長戦略や、自民党の夏の参院選公約に反映させる。
 目標達成のための柱に据えたのがビザ要件の緩和策だ。タイ、マレーシア、インドネシアの3カ国からの旅行客にはビザ取得を免除し、ベトナム、フィリピン、インドなどのアジア諸国とロシアには数次ビザを発給する。
 激減した中国からの旅行客に代わってアジアやロシアからの旅行客を増やすことで、地域経済の活性化や雇用の増大につなげたい考えだ。
  このほか、旅行客の満足度を高めるため、出入国手続きの迅速化や免税品目の拡充、公共交通機関の外国人向け割引制度の充実なども明記した。

自民党の提言案骨子
 ・来年以降の訪日外国人旅行者数2千万人を目標
 ・タイ、マレーシア、インドネシアはビザ免除。ベトナム、フィリピン、インド、ロシアなどには数次ビザ発給
 ・入国審査官を増員
 ・訪日客に人気の高い化粧品、医薬品など免税対象品目を拡大
 ・歴史的建造物を用いた国際会議の積極的誘致

----- 記事抜粋 -----
 
連続して記事の抜粋で恐縮でございますが
是非この対象国としてミャンマーも加えてほしいものですね。
 
現在、ミャンマー国民が日本へ渡航する場合、非常に厳しい条件を架しており
公人の立場、日本の大企業の現地社員など、日本側の保証人がしっかりした立場の
人を除くと、出来る限りビザを発給したくない、という方針で厳しいビザ審査がなされており
入国時の審査でも、ミャンマー人の場合は厳しく審査がなされているのが実情です。

折角雪解けムードの日本とミャンマーの関係ですが、これ以上冷や水を掛ける様な
対応を1日も早く改めてほしいものだと思います。

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