エアバカンが着陸に失敗

クリスマス休暇中である本日、12月25日の朝9時ころ、インレー湖の玄関口であるヘーホー空港間際で
霧による濃霧とエンジン故障のために、ヤンゴン発マンダレー経由の72人乗りのエアバカン航空W9-011便が
ヘーホー空港から3Km付近の道路へ緊急着陸を試み、着陸後に炎上し死傷者が発生した模様です。
 

機種はフォッカー100型のジェット機ですが、非常に幸いな事に道路上で巻き込まれた
現地の方1名と、搭乗していたツーリストガイド1名の合計2名が死亡したものの
一部の負傷者を除きほとんどの人が軽傷等により無事生還いたしました。
 

 
日本人の搭乗は無かったとのことですが、米英の外国人4名を含む9名の乗客と乗員2名が
怪我をして付近の大きい街であるタウンジーの病院へ運ばれ、その他の軽傷者は
既にヤンゴンの病院へ転送されチェックを受けた後にホテルへと向かっているそうです。
 
ニュースによっては当時現地では雪が降っていたと報道がされておりますが
付近のアウンバンへ確認した範囲では、雪ではなくて、記載の通り霧の発生でございます。
雪と霧は同一の言葉を使いますので、単なる誤訳報道と思われます。
 
ジェット機にも関わらず、空港外への緊急着陸で多くの人命を救った
今回のパイロットへ敬意を表するとともに、私は「ヘーホーの奇跡」と
呼んで後世へ語り継ぎたいと思います。

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