バガン得度式行列とチン道中




ティンジャン休暇旅行の7日目は、バガンからチン州へ向けての車での移動日である。バガンからチン州南部の最大都市(街)ミンダまで、103マイル(165km) の距離であるが、最近までは道も悪く、河にも橋が掛かっていないところも有り、一年前は7時間かかっていたと言うが、半年前に道の拡幅と橋の整備がされ、かなり時間短縮されたとのことであるが、はたして何時間で行けるか期待と不安とでバガンのホテルを朝8時半出発した。バガンからチン州ビクトリア山へは北回り・南周り二通りがあるが、往路は北回り復路は南周りとした。北回り【バガン→バコック→パウ→チャウトゥ→ミンダ】出発早々バガンのニャウンウー街で得度式の行列に遭遇し一時通行ストップ、バコックの東の街では白馬神の正月行事に出会い、昼食予定地のパウ街では元旦で食堂は休み、次のボゥンダウンの食堂も休み、昼食も取れるか心配しながらのチン(州・珍)道中であった。



ホテルを出発してニャウンウーの街に入ると、可笑しげな行列に出会い車はストップ


弓矢を持って踊りながら道を塞ぐおっちゃんや・・・・


話を聞くと出家する男の子が得度式へ向かう行列だと


古代の黄金の衣装を纏ったものや


民族衣装を纏った長い行列が続き


普段は見かけない頭飾りをした行列が続き


金色の衣装で統一した少女達や


民族舞踊を舞いながら行進する男女や


打楽器を打ちならしたり、大音量音楽をスピーカーで発しながら


村の綺麗どころも着飾って行列に参加するのだと


その後ろには花を抱えた少女達が続き


はなびやかなロンジーも見応えし


その次には、出家する少年のお母さん達だと


まだまだ音楽と踊りも含めた一般の行列が続き


なかなか終わりが見えない行列であったが


ようやく主人公である、この日に得度式を迎える少年たちが馬に乗り現れて


先頭の少年の家族がこの行列の主催者らしく、他の5・6人の少年も一緒に出家


出家する少年が行列の最後かと思いきや


王朝時代の衣装を纏った行列が見えてき


頭には冠を載せ、色とりどりの衣装で


王朝衣装は男性だけかと思いきや、後ろには紫色の衣装は少女達で


何人かカメラポーズと取ってくれ


得度式へ向かう行列の最後は牛車であった



この行列を見送り、ようやく道の渋滞も解消し先へ進むことにした
ヤンゴンで得度式へ向かう列もたまには見かけるが、車で音楽を流しながら走っているだけで、この様な
昔ながらの行事を見学することは初めてで、道路渋滞でチン州への到着が遅れたが、良い経験であった


得度式の行列で予定より一時間遅れて再出発、バコックの手前ミャンマーで一番長い橋へ


エヤワデー川に掛かる橋で、全長車道橋が3.4km・鉄道橋が4.4kmある、エヤワデー・バコック橋


エヤワデー川に掛かる橋は、色々な処で渡ってきたがこれが一番長い橋だと



橋を渡り切るとマンダレー管区からマグエー管区となり、バコックの街となる
バコックは織物のテーブルクロス・スリッパの生産地と、ミャンマー一番のタナカ(顔化粧品)卸売市場で
有名であるが、この日はミャンマーの元日で工場も一場もお休みで見学できず、先を急ぐことにした


先を急ぐつもりでバコックから西へ向かったが、2~3km先で道が塞がれ進めなくなり


シキビの様な葉を持って、皆が同じ方向へ進んでおり


話を聞くと、この村の守り神であるナッ神の一つ『白馬神』が年に一度の祀る日だと


奥の建物が白馬神を祀ってある社屋(神社)


中には色々なお供え物が持ち込まれ


中ではお参りの順番待ち


お参りはご神体の白馬神像にサカキの様な葉で払うのだと(水掛け)


次から次と参拝者が続き、この前の道路は大渋滞


この道路わきでは、ドーナツの様な揚げものを売っており、美味しそうであったが・・・・


近くの村からもオート三輪で白馬神のお参りに来ており、笑顔で返答をくれる人も


この日は朝から2か所で足止めをくらい、目的地へ向けて砂埃の道を先へと再々出発


進むと「イエビャー川」に掛かる橋が見え、これは2014年9月に開通したのだと


橋が出来る前(1年半前)迄は、乾季にのみこの川底を直接ジープで渡り切ったのだと


今は昔の苦労を知らずに、スイスイ渡れるが、ほんの数年前までは大変だったと運転手さん談


また道路幅は昨年の工事で拡幅され、以前は対向車とのすれ違いも大変で時間を要したと


その先の「オウンドー川」に掛かる橋は、昨年(2015年)11月末に完成したばかりだと


半年前までは、この川底を走らねばならず、たかが165kmに6~7時間要したのも分る


この半年前に開通した「パウⅠ号橋」を渡り切ると、昼食予定地のパウの街となり


パウの街に着き、食堂に向かうが4月17日ミャンマー元日でお休み、しかたなく次の食堂へ向かうことにし、パウからは曲がりくねった山道を登ることになり・・・・


ボゥン山を登り切った峠の頂上へ着くと


ここにはパゴダがあり、ボゥン・タウン・パボダ?


道を挟んで反対側にもパゴダがあり


このパゴダの横には、他ではあまり見かけない像が祀られ


小さなお堂の中には、お釈迦さんが悟りを説き聞かせている様や


また別の棟には、ナッ神が祀ってあり


ナッ神の横には、仏像があったり、日本の神仏混合のような感じで


ここにある食堂が開いていたので、昼食をしようと聞くと、元日でお茶のみの営業だと


しかたないので、ここで綺麗な?トイレだけ借りて、次の村へ向かうことにした


峠をようやく登り切った年代物のトラック、これより先に行かないと追い越しが難しい


ここからは下り坂、昼食が出来る処を目指して


峠を下り切った処に、ダビーン村があり食堂も何軒かあるが、閉まっている店が殆ど


その中で一軒営業をしてそうな食堂「シュエカバー・ミャンマー」があり


入って聞いてみると、正月で肉・魚の料理は出来ないが、玉子と野菜料理なら出来るとの事、ようやく昼食にありつき・・・・以下一人1000Ks(4人で4000Ks)の食事


【ミャンマー風オムレツ】


【キャベツと豆苗のサラダ】


【もやし炒め】


【豆のスープ】


【瓢箪の煮物】


少し苦みのある【ウエダ(青菜)のスープ】


この時期しか味わえないと言う【タマリンドウの葉サラダ】


少し酸味のある【ローザリのスープ】


外側が竹のように固く、中の実のみしゃぶる【ダンダロンの実の煮込み】


フルーツではなく生青野菜として【青マンゴー】


【カリフラワーの炒め物】


【玉子と野菜のピリ辛炒め】


店先では村の若者も元日で酒を飲んで、お休み中・・・・


この食堂の看板娘
バガンを出発し、得度式行列・白馬神祭などで足止めを食ったが、道路は思ったよりも整備されており、各川には橋も架けられてスムーズではあったが、ミャンマーの元日であり食堂が閉まっていて、昼食を諦めかけていたが小さな村の小さな食堂で、野菜がメインではあったが食事にありつけ、何時もでは食せない色々な野菜を味わうことが出来た。
お腹も満たすことが出来たので、この日の目的地であるチン州ミンダへ向けて再出発することにした。

続く


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